【意識レベル診断】あなたの「波動」今、どのレベル?
こんにちは!日本レイキ協会認定師範、足立みずほです。
今日はこんなに向けて書きました!
- 「最近、私、なんだか、いい感じ。でも、これって、気のせい?客観的に、自分の“現在地”を知る方法はないかな?」
- 「レイキも、自分と向き合うことも、頑張ってる。でも、本当に、これで、合ってるのかな?」
- 「最近、人生が大きく動いた。これは、もしかして、何かの前兆…?」
- 「波動が高い人」ってどんな人?もしかして私もそうかも…♡
- 「なぜか私の人生、いつも同じパターンの繰り返し。もう、うんざり…」
- 「どうしても、あの人のことが、苦手…。どう、対応すれば、私の心は、穏やかでいられるんだろう?」
- 「パワーかフォースか」の解説を聞きたい
もし、あなたが、今、これらの、どれか一つにでも、心当たりがあるのなら、大丈夫!
そのあなたの疑問に答えることができる、一枚の非常に便利な「地図」があります。
今日は、そのあなたの心の「羅針盤」となる、意識のマップについて。 そして、その地図の上で私自身がどう劇的な旅をしてきたか、そのリアルな体験談も交えながら、詳しくお話ししますね!
この記事を最後まで読めば、あなたは自分自身の、そしてあなたの周りの、人々のことさえも、全く新しい視点で理解できるようになっているはずです。

あなたの心の現在地を知るための地図
これから紹介するのは、精神科医デヴィッド・R・ホーキンズ博士が、その名著『パワーか、フォースか』の中で遺してくれた、非常に、パワフルな、意識の「地図」です。
スピリチュアル界隈では有名な本で、ご存知の方もいらっしゃるかもしれないですね。
博士は、人間の体は、ポジティブなもの(真実)と、ネガティブなもの(虚偽)に、正直に、筋肉の力で反応するという性質を利用しました。
このキネシオロジーテスト(筋反射テスト)という手法を用いて、怒り、恐怖、愛、感謝といった、あらゆる感情や意識の状態が持つ、固有の「エネルギーレベル」を20から1000の数値として測定したのです。
意識のレベルとは何か
「意識のレベル」や「悟り」と聞くと、なんだか難しく、自分とは縁遠い話のように感じるかもしれませんね。
大丈夫!もっとシンプルに考えてみましょう。 「意識のレベル」とは、一言で言うと「その人が、世界を、どんな“色メガネ”で見ているか」 の指標です。
- 「どうせ私なんてダメだ」という、暗い曇った色メガネをかけているのか。
- それとも「世界は、愛に満ちている」という、明るく透明な色メガネを、かけているのか。
そのあなたの心の「フィルター」の状態を客観的な物差しとして、示してくれるのが、この意識のマップなのです。
この地図を持つとどうなれるのか
この地図を持つことで、あなたには、以下のような素晴らしいメリットがあります。
- 他人や、世界の、見方が、変わり、人間関係が、楽になる
「あの人が、怒っているのは、彼が、そのレベルに、いるからなんだ」と理解でき、無駄に心を乱されなくなる - 次に、目指すべき「方角」が、明確になる
どうすれば次のレベルに移行できるのか、その成長の道筋が見える - 自分の「心の現在地」に、客観的に気づける
「ああ、私、今、このレベルにいるんだな」と、自分の状態を冷静に把握できる - 「パワー」で生きることの、凄まじい恩恵を知る
無理に頑張るのではなく、ありのままでいるだけで、人生が好転していくという、新しい生き方を知ることができる)
「パワー」と「フォース」の違い
そして、この地図には一本の大きな「境界線」があります。 それが、レベル200の「勇気」です。
- レベル200未満:「フォース」の領域
「プライド」「怒り」「恐怖」といった、他人や過去に心を支配される、苦しみの世界です。
この領域にいる限り、私たちは常にエネルギーを消耗し続けます。 - レベル200以上:「パワー」の領域
「勇気」「信頼」「愛」といった、自分自身と繋がり、内側からエネルギーが湧き上がってくる、穏やかで、力強い世界です。
そして、レイキは、まさにこの「パワー」そのものと言えるエネルギーです。 だからこそ、レイキに触れることは、あなたの意識レベルを安全に、そして確実に引き上げる、最高のサポートになるのです!
さあ、あなたの「現在地」をチェックしてみよう!
ではいよいよ、今のあなたがどのレベルに一番共鳴するか、見ていきましょう。
※これは、あくまで、参考程度に、楽しんでみてくださいね。
あなたという素晴らしい存在を、数字で決定づけるものでは、決してありません。 意識のレベルは、同じ人間でも、その日の体調や出来事によって幅があります。 「大体、どのレベルに留まっていることが多いかな?」という視点で見てみてくださいね。
「フォース」の領域(他人と過去に、支配される、苦しみの世界)
―“他人”と“過去”に、支配される、苦しみの世界―
ここは、「自分には、力がない」と、信じ込んでいる、エネルギーが、枯渇した、世界です。常に、何かに、怯え、何かを、求め、誰かを、責めています。
▼ Lv.175:プライド
― その、キラキラした「鎧」の、内側 ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 嘲笑(心の中で他人を見下す、軽蔑する)
- プロセス: 得意(自分を誇張し、大きく見せること)
- 人生の視点: 要求(「〜して当然だ」と、世界に求めること)
- 【概要】 他人からの評価や、社会的成功によって自分の価値を確認しようとする意識レベルです。
現代人の、大半がこのレベルにいると言われています。一見自信に満ち溢れ、ポジティブに見えるのは、「恥」や「罪悪感」といった、下位のレベルの辛い感情を一時的に覆い隠してくれるからです。しかし、その価値は常に外部の状況に依存しているため、内面は非常に傷つきやすく、脆い状態です。 - 【このレベルの、口癖】
- 「まあ、普通は、そうだよね(私は、普通とは違うけど)」
- 「ていうか、そもそも、それは…(と、相手を、訂正したくなる)」
- 「私は、別に、いいんだけど…(と前置きして、批判する)」
- 「やっぱり、私が、やらないと、ダメか…(という諦めと、優越感)」
- 【色メガネ】 「私は、正しく、優れている(べきだ)」という色メガネ。
- → 【プライド】レベルの詳しい解説と、抜け出すためのヒントはこちら(記事へのリンク)
▼ Lv.150:怒り
― 「思い通り」にならない世界への、不満 ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 憎しみ(「許せない!」という、強い拒絶)
- プロセス: 攻撃(他人や世界を責める、非難する)
- 人生の視点: 敵対(「世界は私に敵対している」と、捉える)
- 【概要】 「欲望(レベル125)」が、満たされないことへの不満が、攻撃的なエネルギーとして外側に向かっている状態です。「良い面」としては、無気力や恐怖の状態から、行動を起こすための起爆剤になることもあります。
しかし、その原動力が「満たされない」という欠乏感から来ているため、その行動は多くの場合破壊的であり、人間関係の深刻なトラブルを引き起こします。 - 【このレベルの、口癖(心の声)】
- 「なんで私だけ、こんな目に!」
- 「ありえない!」「信じられない!」
- 「普通、こうするでしょ!(という、自分の価値観の押し付け)」
- 「あの人の、せいで…(と、原因を外側に求める)」
- 「もう、いい!(と、コミュニケーションを放棄する)」
- 【色メガネ】 「世界は私を尊重し、私の思い通りに動くべきだ」という色メガネ。
- → 【怒り】の詳しい解説と、その、上手な、付き合い方はこちら(記事へのリンク)
▼ Lv.125:欲望
― 「あれさえあれば…」という、終わらない渇望 ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 切望(「これが欲しい!」という、強烈な渇き)
- プロセス: 奴隷状態(自分の「欲しい」という気持ちの奴隷になる)
- 人生の視点: 失望(手に入れても、決して満たされないことへの失望)
- 【概要】 「自分には何かが足りない」という、内なる空虚感を埋めるために、常に外側に何かを求め続けている、中毒と渇望のレベルです。お金、地位、パートナー、物…。
それらを手に入れることが、人生の目的になってしまっています。
しかし、たとえそれを手に入れたとしても、その満足感は、一瞬ですぐにまた次の「欲しいもの」を探し始める。
その無限ループによって、常に満たされない「失望」を感じ続けています。 - 【このレベルの、口癖(心の声)】
- 「あれさえ手に入れば、幸せになれるのに」
- 「もっと、もっと…」
- 「なんであの人は持ってるのに、私は持てないの?」
- 「これを手に入れるためなら、何でもする」
- 【色メガネ】 「私には何かが決定的に、足りない」という色メガネ。
- → 【欲望】レベルの詳しい解説と、その、ループから、抜け出す、ヒントはこちら(記事へのリンク)
▼ Lv.100:恐怖
― 「もし、〜〜したら…」という、未来への、不安 ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 心配(「〜になったら、どうしよう」と、まだ起きてもいない未来を憂う)
- プロセス: 引っ込み(危険を避けるために行動をやめ、自分の殻に閉じこもる)
- 人生の視点: 怯える(「世界は、私を傷つける危険な場所だ」と捉える)
- 【概要】 あなたの意識のエネルギーが常に「未来に起こるかもしれない、ネガティブな出来事」を監視することに使われている状態です。世界はあなたを傷つける、危険な罠で満ち溢れているように見えています。
その、絶え間ない「心配」から自分を守るための唯一の方法が「何もしないこと(引っ込み)」になってしまっている。結果、行動が麻痺し、人生が停滞します。 - 【このレベルの、口癖(心の声)】
- 「もし失敗したら、どうしよう…」
- 「私なんかがやっても、無理に決まってる」
- 「考えれば考えるほど、不安になってきた…」
- 「周りの目が、怖い」
- 「やっぱり、やめておこう…(という、行動の、断念)」
- 【色メガネ】 「世界は危険で、私を脅かす場所だ」という色メガネ。
- → 【恐怖】レベルの詳しい解説と、その「安全な、手放し方」はこちら(記事へのリンク)
▼ Lv.75:深い悲しみ
― 「あの時」に、心を、置き去りにしたまま ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 後悔(「もし、あの時…」と、過去を悔やみ続ける)
- プロセス: 落胆(失ったものへの絶望感、がっかり)
- 人生の視点: 悲劇(「私の人生は悲しい物語だ」と捉える)
- 【概要】 過去の喪失や失望、あるいは「こうすれば、よかった」という、後悔の念に心が完全に囚われてしまっている状態です。未来ではなく、常に過去を向いて、生きています。このレベルは、非常に辛いですが、全てを諦めてしまった「無気力(Lv.50)」よりは、エネルギーがあります。悲しみを感じられるということは、それだけあなたが何かを深く愛していた、という証拠でもあります。
- 【このレベルの、口癖(心の声)】
- 「もしあの時、私が、ああしていれば…」
- 「もう二度と、あんな幸せな時は、やってこない」
- 「なんで私だけ、失ってしまったんだろう」
- 「思い出すだけで、涙が出る」
- (無意識に、深いため息をついている)
- 【色メガネ】 「私の一番大切なものは、もう失われてしまった」という色メガネ。
- → 【深い悲しみ】の詳しい解説と、その、健全な、乗り越え方はこちら(記事へのリンク)
▼ Lv.50:無気力(無感動)
― 「もう、どうでもいい」という、静かな、絶望 ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 絶望感(「どうせ何をやっても無駄だ」という感情)
- プロセス: 放棄(人生そのものを諦め、投げ出してしまうこと)
- 人生の視点: 絶望(「私の人生に、希望などない」と捉える)
- 【概要】 「深い悲しみ」さえも通り過ぎ、感情を感じるエネルギーそのものが、枯渇してしまった状態です。「悲しみ」は、まだ「失ったもの」への愛着がある状態ですが、「無気力」はその愛着さえも手放し、全てに対して「どうでもいい」と感じています。
慢性的な無力感に支配され、人生をより良くするための、あらゆる行動を放棄してしまっている。
まさに「生ける屍」のような世界です。 - 【このレベルの、口癖(心の声)】
- 「もう、どうでもいいや…」
- 「何をやっても、無駄だし…」
- 「疲れた…(と、口癖のように、言う)」
- 「別に…(と、全てに、興味を、失っている)」
- (何も、感じない。何も、考えない)
- 【色メガネ】 「私の人生は、ただ終わっていくのを待つだけの、無価値なものだ」という色メガネ。
- → 【無気力】レベルの詳しい解説と、そこから、抜け出す、最初の「一滴の水」についてはこちら(記事へのリンク)
▼ Lv.30:罪悪感
― 「あの時の、私」を、許せない ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 罪悪感(「私が悪いことをした」という、自責の念)
- プロセス: 自己破壊(自分を罰するかのような行動を取る)
- 人生の視点: 悪(「自分は罰せられて当然の、悪い人間だ」と、捉える)
- 【概要】 過去のある特定の行動(あるいは、行動しなかったこと)を根拠に、「自分は、罪深い悪い人間だ」と、断罪し続けている状態です。「自分の存在そのもの」を否定する「恥(Lv.20)」よりはエネルギーがありますが、そのエネルギーは、常に自分自身を責めるために使われます。
無意識に、自分が幸せになることを避けたり、わざと失敗するような行動を選んだりする、「自己破壊」的なパターンに陥りやすいのが特徴です。 - 【このレベルの、口癖(心の声)】
- 「私のせいで…」
- 「もしあの時、私が、あんなことを、しなければ…」
- 「私は幸せになる資格なんて、ない」
- 「本当に、ごめんなさい…(と、心の中で、誰かに、謝り続けている)」
- 「どうせ、また、私は、同じ、間違いを、犯すんだ」
- 【色メガネ】 「私は許されない、罪を犯した、罰せられるべき存在だ」という色メガネ。
- → 【罪悪感】の詳しい解説と、その、呪縛から、自由になる方法はこちら(記事へのリンク)
▼ Lv.20:恥
― 「私なんて、消えてしまいたい」という、自己否定 ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 屈辱(「自分は、人に見られてはいけない、惨めな存在だ」という感覚)
- プロセス: 排除(自分自身を、社会やコミュニティから無意識に遠ざける)
- 人生の視点: 悲惨(「私の人生は、どうしようもなく惨めだ」と、捉える)
- 【概要】 「自分なんて、生きてる価値がない」と、自己の存在そのものを根本から否定している、最も重たいエネルギーの状態です。このレベルにいると、ただ息をしているだけで、罪悪感や屈辱感を感じてしまいます。ここから「抜け出す」なんていう発想を持つ気力さえ、残っていません。
ただ、人目を避け、自分の存在を消すことだけを願う、静かで冷た世界です。 - 【このレベルの、口癖(心の声)】
- 「私なんて…」
- 「どうせ、私なんか…」
- 「もう、消えてしまいたい…」
- (あるいは、言葉を発することもできなくなり、ただ、下を向いている)
- 【色メガネ】 「私は、存在する価値のない欠陥品だ」という色メガネ。
- → 【恥】レベルの詳しい解説と、そこから、抜け出す、最初の、一筋の光についてはこちら(記事へのリンク)

レベル200以上:「パワー」の領域
―“自分”と繋がり、世界があなたの「味方」になる―ようこそ!ここからが、新しい世界の始まりです。 この領域は、「自分には、力がある」と知っている、エネルギーが満ち溢れた世界。 あなたがこれ以上、他人や、過去の被害者でいることをやめ自分自身の人生の、「主人」として目覚めていくステージです。
ここでは、エネルギーは消耗するものではなく、内側から尽きることなく湧き上がってきます。 あなたはもう、外側の出来事に一喜一憂し、振り回されることはありません。 なぜなら、あなたの内側に揺るぎない「自分軸」という羅針盤ができあがるからです。
そして、その全ての始まりとなるのが、次の一歩「勇気」です。
▼ Lv.200:勇気
― 人生の、主導権を、取り戻す、本当の、スタートライン ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 肯定(「大丈夫、私ならできる」と、自分と人生を肯定する)
- プロセス: 能力(自分の可能性と力を実感し、使うと決めること)
- 人生の視点: 実行可能(「この問題は乗り越えられる」と捉える)
- 【概要】 ここが、苦しみの「フォース」の領域から、希望の「パワー」の領域へと移行する、人生の最も重要な「転換点」です。
初めて、「私のこの苦しみの原因は、外側ではなく自分自身の内側にあるのかもしれない」と、認めることができた状態。
それは恐怖がない、ということではありません。恐怖を感じながらも、それでも、自分の弱さや間違いを直視し、新しい一歩を踏み出そうとする、「覚悟」のことです。
人生は、もはや絶望的なものではなく、挑戦的でエキサイティングな「成長のフィールド」として、見え始めます。全ての本当の成長は、ここから始まります。 - 【このレベルの、口癖(心の声)】
- 「怖いけど、やってみよう」
- 「私の、人生は、私の、責任だ」
- 「まずは、自分から、変わってみよう」
- 「失敗しても、いい。そこから、学べばいい」
- 「で、具体的に、どうすれば、いいんだろう?(と、建設的に、考え始める)」
- 【色メガネ】 「私には、自分の人生を、より良くする力が“ある”」という色メガネ。
- → 【勇気】レベルの詳しい解説と、その、具体的な、育み方はこちら(記事へのリンク
▼ Lv.250:中立
― 「どっちでも、いい」という、究極のしなやかさ ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 信頼(「全てはうまくいく」という、人生への信頼)
- プロセス: 開放(結果へのこだわりを手放し、あるがままを受け入れる)
- 人生の視点: 満足(「今の私で十分だ」と感じる、満足感)
- 【概要】 物事を、良い・悪いで二元論的にジャッジしなくなる、非常に柔軟で、安定した意識レベルです。他人の意見や思い通りにならない現実に対して、感情的に反応することが、激減します。
「プライド」のように、自分の正しさを証明する必要もなければ「恐怖」のように、世界を脅威と見なすこともありません。
それは無関心なのではなく、何が起きても「私なら、大丈夫」という、自分自身への深い信頼に基づいています。 - 【このレベルの、口癖(心の声)】
- 「まあ、そういう、考え方も、あるよね」
- 「どっちでも、いいか」
- 「なるようになるさ」
- 「(他人の、ドラマに)巻き込まれないようにしよう」
- 「それは、それ。これは、これ」
- 【色メガネ】 「世界は、ただ、そうであるだけ。良いも、悪いも、ない」という、透明な、色メガネ。
- → 【中立】レベルの詳しい解説と、その、穏やかな、境地に至るヒントはこちら(記事へのリンク)
▼ Lv.310:意欲
― 「やってみよう!」という、軽やかな、行動力 ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 楽天的(「きっと、うまくいく」という、未来への希望)
- プロセス: 意図(「これを成し遂げよう」と、明確に目的を設定すること)
- 人生の視点: 希望(「私の人生は、可能性に満ちている」と捉える)
- 【概要】 自分の目標ややるべきことに対して、ポジティブで建設的なエネルギーを注げる状態です。「欲望」のように、「欠乏感」から行動するのではなく、「やってみたい!」という内側から湧き上がる純粋な好奇心や、喜びが原動力になっています。
そのため失敗を恐れません。むしろ、失敗さえも目標達成のための貴重な「学び」と捉えることができます。
周りの人々を巻き込み、協力しながら物事を成し遂げていく、リーダーシップもこのレベルから、発揮され始めます。 - 【このレベルの、口癖(心の声)】
- 「よし、やってみよう!」
- 「面白そう!」
- 「どうすれば、もっと、良くなるかな?」
- 「なるほど、そういう、方法もあるのか!(と、他人の意見を、建設的に、取り入れる)」
- 「大丈夫、次は、うまくいく」
- 【色メガネ】 「私なら、できる。そして、人生は、もっと、良くなる」という、希望に、満ちた、色メガネ。
▼ Lv.350:受容
― あなたが、あなたの世界の「創造主」であると知る ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 許し(「全ては、完璧だった」と、過去の全てを赦す)
- プロセス: 超越(物事の対立を超えて、本質を見ること)
- 人生の視点: 円満(「人生は、完全に調和している」と捉える)
- 【概要】 「私の人生に起きることは100%、私自身の内側が創り出している」という真実を、完全に受け入れた状態です。あなたは、もう人生の被害者ではありません。
あなたは、あなたの現実の唯一無二の「創造主」なのです。
そのため、他人や過去を責めるという発想そのものがなくなります。
全ての出来事、全ての出会いに意味があった、と、心から理解し、過去の全てを「許す」ことができる、非常にパワフルで、愛に満ちたレベルです。 - 【このレベルの、口癖(心の声)】
- 「この出来事も、私への、メッセージなんだな」
- 「全ては、これで、完璧だったんだ」
- 「あの人にも、あの人の、正義が、あるんだろうな」
- 「私が、この現実を、創っている」
- (静かな、微笑み)
- 【色メガネ】 「私の、内側が、全ての、外側の、現実を、創り出している」という色メガネ。
- → 【受容】レベルの詳しい解説と、人生の「創造主」になるための、ヒントはこちら(記事へのリンク)
▼ Lv.400:理性
― 物事の「本質」を見抜く、賢者の視点 ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 理解(「なるほど、そういう仕組みなのか!」という、知的な喜び)
- プロセス: 抽象(個別の事象から、普遍的な法則を見つけ出すこと)
- 人生の視点: 有意義(「この世界は意味と探求の価値に満ちている」と、捉える)
- 【概要】 科学、医学、哲学、芸術といった、人類の「知」の領域を代表する、非常に高い意識レベルです。感情に振り回されることなく、物事を客観的に、そして多角的に分析し、その奥に隠された「本質」や「パターン」を見抜くことができます。あなたは、もうただ人生を体験するだけでは満足しません。その背後にある「なぜ?」を理解することに、深い喜びを感じるようになります。アインシュタインやフロイトといった、人類の知の巨人たちが、このレベルの住人です。
- 【このレベルの、口癖(心の声)】
- 「なるほど、つまり要するに…(と、物事を要約し、概念化する)」
- 「その根拠(エビデンス)は、何ですか?」
- 「物事には、全て理由があるはずだ」
- 「俯瞰して見ると、これは…という、パターンが見えてくる」
- 「面白い。もっと、知りたい」
- 【色メガネ】 「世界は、理解可能な、意味のあるシステムである」という色メガネ。
- → 【理性】レベルの詳しい解説と、その、叡智を、深める方法はこちら(記事へのリンク)
▼ Lv.500:愛
― 「私」を超えた、無条件の眼差し ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 崇敬(全ての存在への、深い尊敬と、感謝)
- プロセス: 啓示(思考を超えた、本質的な真実が“降りてくる”)
- 人生の視点: 恩恵(「世界は、愛と恵みに満ちている」と捉える)
- 【概要】 これは、私たちが普段口にする「恋愛」や「愛情」とは、全く次元の違う、「無条件の愛」の状態です。特定の人や、モノに、対する、感情では、ありません。
ただ、存在する、全てのものを、等しく愛おしいと感じる、永続的な意識の状態そのものです。
このレベルでは「自分」と「他人」を分ける境界線が溶け始めます。
そのため、批判やジャッジという概念そのものが、消え去ります。
過去を「許す」というより、そもそも「許す、必要さえなかった」と、心から理解するのです。
このレベルに達した人間は、ただ、そこに存在するだけで、周りの人々を癒やすと言われています。 - 【このレベルの、口癖(心の声)】
- 「ありがとうございます(と、全ての、出来事に、心から、思う)」
- 「全ては、完璧だ」
- 「あなたの中にも、私の中にも、同じ光が在る」
- 「ただ、愛おしい」
- (ジャッジのない、ただ、温かい眼差し)
- 【色メガネ】 「全ては、一つであり、全ては、愛である」という、光、そのものの、色メガネ。
- → 【無条件の愛】のレベルについての、さらなる、考察はこちら(記事へのリンク)
▼ Lv.540:喜び
― 外側の何にも依存しない、内なる泉 ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 静穏(何が起きても、揺らぐことのない静かな穏やかさ)
- プロセス: 変身(あなたの存在そのものが、周りを変容させる)
- 人生の視点: 完成(「世界はすでに完璧で、完成している」と知っている)
- 【概要】 これは、「何か良いことがあったから、嬉しい」という、一時的な感情ではありません。外側の状況に一切左右されることのない、内側から、尽きることなく湧き上がってくる永続的な、至福の状態です。このレベルにいる人は、ただそこに存在するだけで、周りの人々の心を癒やし、意識を引き上げる、という奇跡のような現象(変身)が、起き始めます。人生は、困難さえも完璧な一つの、美しいプロセスであると感じています。
- 【このレベルの、口癖(心の声)】
- 「ああ、美しい…(と、道端の草花にも感動する)」
- 「全ては、うまくいっている」
- 「急ぐ必要はない」
- (ただ、そこに在るという、満ち足りた感覚)
- (理由のない笑みが自然とこぼれる)
- 【色メガネ】 「この世界は、ただ、それだけで、完璧で、美しい」という色メガネ。
- → 【喜び】のレベルについての、さらなる、考察はこちら(記事へのリンク)
▼ Lv.600:平和
― 「私」という個が、消え、全てと一つになる ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 至福(言葉では表現できない、永遠の静寂と幸福感)
- プロセス: 啓蒙(あなたの存在が、ただ光として、世界を照らす)
- 人生の視点: 完全(「全ては一つであり、完璧である」という、絶対的な認識)
- 【概要】 これはもはや、個人の感情や思考を超えた、完全な静寂と一体感(ワンネス)の状態です。このレベルでは、「私」という個人の感覚が消え去り、自分と世界の境界線がなくなります。全ての物事は、ただ完璧に、そして美しく存在しているだけということを、直接的に体験します。思考は完全に止み、ただ言葉にできない、永遠の「至福」だけがあります。これは歴史上の偉大な聖者たちが到達した、境地と言われています。
- 【このレベルの、口癖(心の声)】
- (沈黙)
- (ただ、在る)
- (ワンネス)
- (全ては、光)
- (言葉は、もう、ない)
- 【色メガネ】 もはや、色メガネは、存在しません。あなた自身が「世界」であり、「光」そのものになっています。
- → 【平和】のレベルについての、さらなる、考察はこちら(記事へのリンク)
▼ Lv.700-1000:悟り
― 言葉が終わる場所。ただ、「在る」という全体性 ―
- 【このレベルの、基本データ】
- 感情: 表現不能(「至福」や「愛」といった、全ての言葉を超えている)
- プロセス: 純粋な意識(「私」という個の意識が完全に消え去る)
- 人生の視点: 存在そのもの(「全ては一つ」であり、あなたは、その「全て」である)
- 【概要】 これは、ブッダやイエス・キリストといった、人類の偉大な、アバターたちが到達した、究極の意識状態です。このレベルでは、全ての分離と対立が終わりを告げます。
「私」と「世界」、「見る者」と「見られるもの」という区別が完全に消え去り、ただ、一つの純粋な意識だけが存在します。 この状態を言葉で説明しようとする全ての試みは、失敗に終わります。
なぜなら、言葉そのものが物事を分離させ、定義するための道具だからです。
しかし、レイキの創始者、臼井甕男(うすいみかお)先生は、私たちにこの究極の境地を指し示す、一つの言葉を遺してくれました。 それが、レイキの、真の目的である、「安心立命(あんしんりつめい)」です。心は完全に安らぎ、そして天から与えられた使命(天命)に身を委ね、立っている。 それは、まさにこの「悟り」の境地そのものであり、そして私たちが日々触れている、「レイキ」という、大いなる宇宙エネルギーそのものの性質なのです。 - 【このレベルの、口癖(心の声)】
- (…)
- (言葉は、沈黙に、還る)
- 【色メガネ】 もはや、色メガネは、存在しません。あなた自身が、「世界」であり、「光」そのものになっています。
最後に
さあここまで、意識の壮大な地図を見てきました。
今のあなたの「現在地」を知り、もしかしたら、少しショックを受けたかもしれません。
あるいは、「ああ、私だけじゃなかったんだ」と、安堵したかもしれません。
でも、一番大切なことは、たった一つです。
それは、 「あなたの現在地は、最終目的地ではない」ということです。 この地図は、あなたの価値を決定づける、レッテルではありません。 それは、ただあなたが次の一歩を踏み出すための、現在地を示す、カーナビのようなものです。
あなたは、いつでもこの地図の上を、より軽やかで、パワフルな領域へとステップアップすることができます。 そして、あなたの人生の主役は、他の誰でもない、あなた自身です。
以下の関連記事では、それぞれのレベルから次の一歩を踏み出すための、より具体的な思考のヒントや、実践的な方法を、お伝えしています。 あなたの「現在地」に、最も近いと感じる記事から、読んでみてください。
あなたの、本当の自己変容のプロセスが、ここから始まります。